屋上ウッドデッキのメンテナンス
施設の屋上に施工したウッドデッキのメンテナンスを行いました。
施工から4年目に入りましたが、毎年メンテナンスをさせていただいておりますので
良好な状態です!
デッキ材は"マクセラムデッキ"です。
屋上は最も過酷な条件であるのにデッキ天板自体の収縮や反りは見られません。
さすがにデッキ材の最高級品!!!
下地の浮き等がみられるところが若干ありましたので調整しました。
塗装を施しきれいに仕上がりました。
ウリンのデッキとテーブル&ベンチ
“住宅のお庭のウッドデッキ改修工事”
痛んでしまった杉のウッドデッキを束から根太、ベンチとテーブル
全てウリンで施工しました。
<施工前>
杉で造られた現況のウッドデッキは上手く造られていましたが
杉はやはり保たなかったようです。
<施工中>
束石以外は全て撤去し、ウリンで施工。
ウリンは超硬質な木材のため、施工は通常の施工より
かなり手間がかかりました。
<完成>
ウリンは塗装をしなくても十分保ちますので、施工直後は塗装無しで仕上げましたが
見た目とさらなる保ちを考慮して、直後のメンテナンス時に塗装を施しました。
テーブルとベンチもウリンで製作。
ウリンは比重が1以上もある非常に重たい木材です。
よって強度も高いのですが、このベンチとテーブルは
非常に重たくなってしまいました…
でも仕上がりはきれいです!!!
施設のウッドデッキ
福祉施設のウッドデッキが完成しました。
デッキ材は"セランガンバツ"です。
"セランガンバツ"は東南アジア原産のハードウッドの一種で
耐久性に優れた高強度の木材です。
防腐処理は不要で塗装をしなくても耐久性が劣りませんが
今回は色あせとイメージにより、塗装を施しました。
【1階デッキ】
透明塗料を塗布しておりますが
透明であるので木材本来の色が出ています。
【2階中庭デッキ】
【屋上デッキ】
各階のデッキは自然木ならではのやわらかな良い雰囲気を
十分に醸し出しています。
屋上や中庭のデッキは直下の天井の直射日光を遮り
夏の建物内への輻射熱をかなり軽減できるのではないかと思われます。
ウッドデッキ<サザンイエローパイン>
サザンイエローパインは米国南部産の強度硬度に優れた木材です。
防腐防蟻材を加圧注入しているため長期にわたり腐朽菌やシロアリを防ぎます。
日本国内では現在、遊園地の木製ジェットコースターや木道
ウッドデッキなどエクステリアに多く利用されています。
"ウッドデッキ"
木製保護塗料を塗布して仕上げます。
カラーリングでいろいろなイメージを表現できます。
"ウッドフェンス"
ウッドデッキ〈ウリン〉
ウリンは東南アジア原産の広葉樹で耐久性と強度を保持する超硬質木材です。
そのためアイアンウッド(鉄木)ともいわれています。
また、腐らない木ともいわれ、日本での輸入が解禁になってから
公共事業で多く用いられています。
最近は住宅のウッドデッキでの依頼も受けるようになりました。
ウリンはチーク色をしています。
基本的に無塗装で仕上げますが、塗装すると高級感が出ます。
ウリンは抗菌効果のあるポリフェノールを多く含み
防腐性・防虫性に優れています。
欠点としては、比重が1以上あり非常に重く堅いため加工が大変な事、
ポリフェノールをふくんでいるので、樹液が染み出る事があげられます。
外構用木材について
ログハウスにはウッドデッキがつきもので、長年デッキの施工を行っています。
その関係でウッドデッキやウッドフェンスのみの施工依頼を受ける事が少なくありません。
また別会社で施工の改修工事では、朽ちてしまって使い物にならない状態のウッドデッキも見てきました。
屋外に木を使用する場合、木材の選定に気を遣わなくてはなりません。
日光や風雨にさらされる厳しい条件となるからです。
特に空と平行になるところ、デッキの天板・手摺りの笠木は最もその影響を受けます。
弊社では、オーナー様の使用条件やご予算に応じてウッドデッキやウッドフェンスをプランニングし、使用する木材も選定してご提案しています。
仕上げの塗料もいろいろあります。
屋外での使用に適した木材を保護する塗料を塗布し、できるだけ長期間きれいにご使用していただけるようメンテナンスの方法もご提案いたします。